スポーツ

福岡国際マラソンの大迫傑の走りを見て感じたこと。

どうもNITARIです。

突然ですが、私は結構陸上が好きです。
駅伝もここ数年は見れる限り見ているし、マラソンも好きです。

私が駅伝を見始めるようになったのは、ちょうど大迫傑が大学4年生の頃で、その時から大迫のことはずっと応援しています(母が駅伝好きなので、大迫のことは知ってはいましたが)。

大迫の何が好きかと言って、まあ顔もかっこいいですが、とにかく枠にとらわれずに自分の決めた道で走り続けているところです。

 

見始めてまだ5年程度の私がこのような事を言うのもどうかと思うのですが、駅伝の世界っていうのはどうも閉鎖的なような気がしてならない。

非常に小さな自分たちの世界の中で完結しているように思えるのですね。

駅伝というのは結局は行きつくところは箱根の優勝だったりするわけで、実業団の駅伝はそもそも距離が短く、面白い大会がない。

ところで箱根駅伝だって、全日本駅伝ではないので関東の大学だけの大会なんですよね。圧倒的に狭い。

そんなところでもどこかの区間でいい走りをすれば一時でもかなり注目される選手になりうる。
それは何も強豪校でなくても、城西大学にいた時の村山紘太のように、大学としては全然強くなくてもスターになれる可能性があるという事です。

それはそれで非常に素晴らしい制度ではあるんですが、スターになるという点においてハードルがあまりにも低いため、その後のキャリアプランニングをうまくできない選手が多いような気がします。

まあ、偉そうに語っていますけど、近年そんなことを言っている人は山のようにいるよね。

大学駅伝でスターだった選手が、こぞってあまりにも振るわないからです。
そういう理由もあって、私も一時期よりも駅伝に興味が無くなってきました。

で、今日の福岡国際マラソンです。

今日出場した選手の中にも、箱根時代のスターが多く出場していました。
大迫傑、神野大地、設楽啓太、佐藤悠基などで。

結果から言えば、大迫傑が日本人選手の中では圧勝し、上記の「駅伝のスター」たちは全く振るわず。神野は初マラソンだしこれからにも期待は持てると思いますが……

特に、大学駅伝ニューウェーブを作ったともいえる大スター佐藤悠基に至っては途中棄権。
本人によると途中で足の違和感を覚えてのリタイアだったようだけど、これまでの2回の走りを見ている限りでも、そもそもマラソンのレースプランをきっちりと組み立てられてないんじゃないかな、と思う次第。

先ほどの話ではないけど、佐藤などは典型的な「大学スター後遺症」と言ってもいいのではないのかな、と思います。

 

そんな中で圧倒的な走りを見せたのは大迫傑で、彼は早稲田大学時代にスターで、その後日清食品に就職してスター街道を走っていたのにも関わらず、日清を退社し、NIKEのオレゴンプロジェクトで単身アメリカへ行ってトレーニングを積んできました。

私たち素人にとっては、「走る」という事は走る以上のなにものでもないんですけど、専門家に取ってみたら一口に走るって言ってもフォームとか走法とかいろいろあるようで、今日初めて知ったのですが大迫はアフリカ勢の走法で走るトレーニングで伸びてきたらしいです。

今日のレースを見ていて分かったけど、本当に今後はもう、この走法を制していない人には絶対に勝負ができないのではないかな、というくらい大迫と他の日本勢の差を感じましたね。

 

大迫のすごいところは、日本から飛び出してプロランナーとしてやっている、という大きなプレッシャーにも関わらず今日のようなレースができる冷静さ。
大学時代からすごい選手だと思っていたけど、やっぱりそのすごさはクレバーさによるところも大きい気がします。

そもそもポテンシャルがあるのに、その上ランナーとしての戦略も持ち合わせている、という、日本人にはあまりなかったタイプのようです。

 

とにかく今日の走りには脱帽。
これからもますます応援したくなった大会でした。

ちなみに今日のレースではやはり川内優輝の粘りの走りも健在で、久々にテレビに映ったと思ったら日本人4位だった時にはすごすぎて笑わせてもらった。

マジ尊敬です。